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シロマ
物書き/ライター
ごきげんよう、シロマだよ。この世のどこかにいる小説家の世を忍んだ姿でもあるって噂だよ。
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仮想通貨/暗号資産の用語を超ざっくりまとめてみた【初心者向け】

ごきげんよう、シロマ(@shiroma_4646)だよ。

  • 『仮想通貨をはじめてみたいけど用語が難しすぎてよくわからない』
  • 『調べてはみたけど説明自体が難解でイメージがつかみづらい』

そんな人のために仮想通貨・暗号資産関連のワードを超ざっくりまとめてみました。

かくいう私も仮想通貨への投資をはじめた当初、色々サイトを見て回って調べていたのですが、そもそもその説明自体が英語やら略語やらが混じっていてとても苦労したので、できるかぎりわかりやすく、を心がけてまとめていきます。

仮想通貨は日本ではまだまだマイナーなジャンルなので、周りに聞ける人もいないしなぁ、という人はぜひ活用してみてください。

目次

仮想通貨/暗号資産の用語集

仮想通貨

いわゆるデジタル上で動く通貨のこと。物理的な実体がない。

イメージとしては最近使っている人も多いPayPayなどの電子決済に近いです。

電子決済の場合は「日本円」「デジタル日本円」に変換し、決済に使用しています。

仮想通貨の場合は、「日本円」「デジタル通貨」に変換し、一部決済に使うことができます。

そう、すでに仮想通貨は一部現実世界の決済に使うことができるようになっています。

そしてこの仕組みは、PayPayなどの「システム管理会社」がいる決済とは違い、ブロックチェーンという仕組みを使って「管理者なし」&「超強いセキュリティ」で扱うことができます。(くわしくはブロックチェーンの項目へ)

そのため、今後の世界では仮想通貨が電子決済や、インターネット上での決済に使われていくのでは、という見方もあり、どんどんとその仮想通貨の需要が高まるのでは、とも言われています。

いまだに紙の紙幣を見る機会が多いので勘違いしがちですが、すでに今の時代も預金などは実体がありません。実際に自分の払ったお金がどこかに運ばれているわけではなく、記録(権利)として保存されているだけです。

たしかにATMに預金者全員分のお金が入っているわけじゃないからなぁ。

暗号資産

暗号資産とは、仮想通貨を含むデジタル上の資産を総称する言葉です。

仮想通貨が出来たころはまだデジタル上の資産は仮想通貨くらいしかなかったのですが、最近になって仮想通貨以外にもデジタル上の資産とされるものが出てきました。

中でも特に有名なのは「NFT」と呼ばれるデジタルアート群です。

こうした、明確に「所有者が存在するデジタル上の資産」を総称して、暗号資産と呼ぼう、と国が決めたため、税制上などでもすべてひっくるめて「暗号資産」と呼ばれます。

NFT

NFTとは、non-fungible tokenの略語です。

のん・ふぁんじぶる・とーくん。

翻訳すると「非代替性トークン」

覚えてなくていいです。

日本でもほとんどNFT(えぬえふてぃー)としか呼ばれません。

これは現在においては主にデジタル上に存在する明確な所有権が設定されたデジタルアート群を差します。

超ざっくり説明すると、二次元画像の形をした仮想通貨(暗号資産)

具体例を交えてもっと詳しく知りたい人はこちら

ブロックチェーン

超ざっくり説明すると改ざんができないすごいシステム

ざっくりしすぎじゃない?

だって難しいんだもん。

もうちょっとくわしく説明すると、ひとつのシステムに記録されている今までの体制とは違って、全員でシステム上の全部のやり取りを同時に記録している全員記録システム

ブロックチェーンについてもっと知りたい人はこちら

DAO(分散型自律組織)

DAO(Decentralized Autonomous Organization)。

でぃせんとららいずど・おーとの……なんだ?

分散型自律組織。

日本語にされてもわかりませんねぇ……

単語は覚えなくていい。

意味を要約すると、ブロックチェーンを使って現行のいろいろなシステムを自動化したやつ的な主旨で使われる。

今はまだ仮想通貨のやり取りやNFTのやり取りくらいでしか使われていないブロックチェーンですが、今後はこの仕組みを利用して「店員のいないコンビニ」とか「運営のいないソシャゲ」とかを作ろうってムーブが生まれています。

そうした、仮想通貨関連以外でブロックチェーン技術を使うシステムをDAOと呼んでいます。

2022年はDAOの年とも目されており、今後の動きに注目。

DAOについてもっと詳しく知りたい人はこちら

Defi【ディーファイ】

Decentralized Financeの略語。

まったくわからん。

日本語にする分散型金融

だからわからん!

超ざっくり説明すると銀行とか通さずに世界中の誰とでも直接お金のやり取りができちゃう革命的な金融システム。

もっとくわしく知りたい人はこちら

DEX(分散型取引所)

Decentralized Exchangeの略称。

……。

そうだね、よくわからないね。

超ざっくり説明すると、自動的に動くお金交換所

Defiという次世代の金融システムの象徴的存在。

DEXをざっくりまとめると
  1. DEXと呼ばれる無人のお金交換所がネット上にあります。
  2. その交換所の中には無数の仮想通貨が置いてあります(プール)。
  3. あなたはそのプールの中にある通貨を、別の通貨と交換する形で得ることができます。
  4. 中央管理者(銀行とか証券会社とか仮想通貨販売元)がいないため手数料とか掛かりません。

DEXについてもっと詳しく知りたい人はこちら

ガス代

超ざっくり説明するとブロックチェーンの使用手数料

どこかの会社が電力とか計算ができるコンピューターとかを使ってくれてるわけじゃないので、その手数料を報酬にしてブロックチェーン上の参加者に計算をしてもらっている。

ウォレット(wallet)

そのまんまの意味で仮想通貨を入れておく専用の財布のこと。

PC上で動くアドオン(拡張機能)形式だったり、スマホアプリ形式だったりする。

けっして怪しいものではなく、だいたいのウォレットはGoogle chrome上で正式に配布されていたり、applestoreの審査を通って無料ダウンロードできる。

このウォレット、普通に使っていると財布という感覚で間違いないのですが、実は正確にはそのアプリ内には仮想通貨は入っていない。

詳しくはこちら

秘密鍵/ニーモニックコード

ウォレットに関連するもので、自分のブロックチェーン上の仮想通貨の財布にアクセスするための超重要な鍵。

たいてい英単語の組み合わせで設定される。

仮想通貨取引をする上でクレジットカードの暗証番号とか預金口座の暗証番号以上に超重要なコードなので、絶対に人に教えてはならない。

デバイス上にメモしてもいけないし画像を保存してもならない。

scam(詐欺)

直訳すると『詐欺』

文章中では『あれはscamコインだ』という感じでよく使われます。

仮想通貨取引は、セキュリティ自体は非常に高いのですが、とはいえそれを動かすのは人間。

つまり、取引者のセキュリティ意識が低ければ秘密鍵も漏洩するし、『買えるけど売れない通貨』などに引っ掛かったりもします。

よくあるのはこの『買えるけど売れな仮想通貨』(ハニーポット)で、魔界コインと呼ばれるものに数多く存在します。

私がscamコインをつかまされた話はこちら

ただ後述する魔界の住人はこのscamに対する耐性が異常に高く、「これは良いscam」「これは悪いscam」とか言って品評してたりする。

たくましいな。

ラグられる(ラグプル)

scamの一種。

いかにもちゃんとしてますみたいなプロジェクトを立ち上げて、トークン(コイン)を発行し、それを買わせることで資金を集めたあと、持ち逃げすること。

後述する魔界では日常茶飯事。

「ラグられた」などの文脈でよく使われる。

アルトコイン

仮想通貨の源流にして最大の規模を誇る『ビットコイン』以外の仮想通貨を指して言う。

アルトコインの中でもさらに規模が小さいものを、草コインや魔界コインなどと呼ぶこともある。

アルトコインとはいえイーサリアムなどはすでにビットコインに並ぶ市場を形成しつつあったりするので、一口にアルトコインと言ってもさまざま。

草コイン

アルトコインの中でも規模が小さいものを指して言う。

後述する魔界に触れたあとだとなんかかわいく見えてくる

あんまり普通の販売所や取引所には上場していない。たいていDefiにある。

魔界コイン

アルトコインの中でも草コイン以上に得体のしれない仮想通貨を指して言う。

scam(詐欺)からなにからなんでもござれ。

「魔界コインの99%はscam」なんて言われている。

が、たまに掘り出しものがあったりするので魔界の危険な香りに寄っていく物好きは意外と多い。

ミームコイン

たいていの仮想通貨はそのブロックチェーンをなんらか別の形で活用するプロジェクトを持っている。

しかし、このミームコインというのは、ミーム(文化)という名称のとおり、そういった実際の事業がほとんどないネタ的なコインを指す。

しかしこのミームコイン、侮ってはいけない。

そこらのアルトコインをぶち抜いてとんでもない市場規模に育ったりする。

有名どころだと2ch(現5ch)発祥のモナコインは日本の販売所に上場するくらいだし、Shibaコイン(柴犬コイン)は1年で91億倍の価格になった。

ちょっとなに言ってるかわからない。

100円買ってたら9100億円に……

やべえ。

そのほか、世界長者番付1位のイーロン・マスク御用達のDOGEコインなんかも300倍になってたり、もうなんかわけがわからない。

ステーブルコイン

米ドルなどの価値と連動するちょっと特殊なコイン。

為替市場と連動するため、大きな価格の変化がない。

仮想通貨の値動きの大きさの逆をいっている感じですが、下がりそうなコインを逃がす先として非常に優秀。

だが日本の税制だとステーブルコインに換えた瞬間に課税対象になるので注意。

トークン

言葉自体には多様な意味があるが、仮想通貨業界では一般的にブロックチェーン技術を利用して発行された仮想通貨のことを指す。

ビットコインもトークンだしイーサリアムもトークン。

なんかわからないけど遊戯王を思い出した。

オシリスの天空竜とか出てきたあたりからトークン効果のカードも出た気がするぞ。

ボラティリティ

元は株に関する用語。

値動きのしやすさやその大きさを指す。

仮想通貨は全体的にこのボラティリティが高く、大きく儲けることもあればその逆もある。

DYOR(DoYourOwn Research)

DoYourOwn Researchの略語。

意味するところは「投資は自分で調べて自分の責任によって行え」みたいな感じ。

当ブログもこの理念に沿って運営しています。

スプレッド

中央管理者のいる仮想通貨販売所が設定している「売値」と「買値」の時価の差額のこと。

もっとわかりやすく言うと「実際の時価」と「買う時の時価」の差額のこと。

販売所で仮想通貨を買ったときのレートを履歴などで見てもらえばわかると思うが、実際のマーケットの時価よりも高い金額で買っているはず。

DEXなどとは違い、中央管理者のいる仮想通貨販売所においては、仮想通貨を売るときに会社の儲けを作るためにいくらかレートを吊り上げている。

このスプレッドは販売所によって異なり、意外と馬鹿にならない。

販売所と取引所の違いについて

嵌め込み

正確にはscamとも言い切れないけどほぼscamみたいなもん。

だいたい二種類あって、

  1. 安値で買い集めていた銘柄を、影響力がある人が買い煽って値段を吊り上げ、本人だけ売り抜ける
  2. 仮想通貨の作成元が、ローンチしたあと値段が上がったところで売り抜ける(プロジェクトの中身はない)

ハニーポットなどが複合している場合もある。

もはやなにがなんだか……

ローンチ

新製品を発売したり、新サービスを開始すること。仮想通貨の場合は新しい通貨を取得可能な状態にすることを指す。

ローンチの方法もいろいろあって、取引所に上場する場合やプレセールを行う場合もある。

フェアローンチ(フェアロン)

仮想通貨を、プレセールやエアドロップなどを行わず、よーいドンで公平に発売を開始する場合を指す。

魔界銘柄に多く、フェアロン直後は皆が一斉に買いはじめるため、1分で価格が10倍~100倍とかになる。

そして2分後には0.5倍とかになっている

魔界の洗礼。

私がフェアロンに参加して傷だらけになった話はコチラ

ホワイトリスト

仮想通貨界隈においては大きく見ると次の二つの意味がある。

  1. 金融庁に指定された比較的安全な仮想通貨リストのこと
  2. プレセールやエアドロップへ参加する際に登録するリストのこと

最近はほぼほぼ②の意味で使われる。

いずれにしても、ざっくりと言えばブラックリストの反対の意味であり、②においてはプロジェクトにおいてホワイトなリスト入りをするかどうかという意味合い。

プレセールやエアドロップ(後述)に参加するために必要となることが多く、また、ホワイトリスト入りするためにプロジェクトのSNSやテレグラムに参加するのを求められることが多い。

プレセール

ある仮想通貨が新発売するときに、取引所などへ上場する前に一定の条件を満たした人に初期価格でその通貨を売ること。(先行販売)

プレセールの対象となるホワイトリストに入るためにはさまざまな条件があったりする。

よくあるのは『同系列(同チェーン)の通貨を何枚以上持っていること』など。

エアドロップ

プレセールと少し似ているがこちらは販売ではなく無料での提供

こう聞くとプレセールよりさらにお得感があるが、体感的にはscam率が高かったり、発売後対して話題にならず電子ゴミと化す確率が高い。

とはいえ元手が掛からないので片っ端からエアドロップのホワイトリスト入りを目指すのはあり。

もしかしたら掘り出し物に出会えるかもしれない。

ATH(最高値)

正確には過去最高値。

ここで買ったものならあとは下がるだけ。

どこがATHになりえるのか見極めるのが重要。

ホワイトペーパー

そのプロジェクトの機能やサービスなどの内容や展望を記した計画書みたいなもの。

仮想通貨においてもその通貨の発行元が行おうとしているプロジェクトの詳細や展望が書かれており、リサーチの際は必読。

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