ごきげんよう、シロマ(@shiroma_4646)だよ。
みなさん、仮想通貨取引してますか?
私は草コインとか魔界コインと呼ばれるものが大好きなので、よくそういったコインのフェアローンチなどに喰いついています。
そして当然のごとくscamに出会いました。
今回はそんな『仮想通貨界隈で起こる詐欺』について実体験を基にお話ししたいと思います。
フェアローンチでscamコインをつかまされるの巻
フェアローンチというものをご存じでしょうか。
これは、一定の条件を満たした人に先行取引の機会を与えるプレセールなどと異なり、みんなが同じスタートラインから新発売の仮想通貨を買える催しごとのことです。
特定の時間にDEXやそのほかの仮想通貨取引所にその通貨が入れられ、みんな競って(早押し)その通貨を買います。
そのため、フェアローンチ直後は1分の間に価格が10倍、20倍になっていくので、うまく買ったり売り抜けたりすることで短時間で原資を増やすことができます。
で。
このようにフェアローンチは非常に甘い香りを漂わせているので、私もしっかり釣られていろいろなフェアローンチに挑みました。
コントラクトアドレスがテレグラムに張られるとのことで
フェアローンチはたいてい運営が前もって期日などを知らせてくれます。
基本的に海外産なので、説明は英語です。
そうしたアナウンスをなんとか解読しながら、私は運営が情報発信をしている最前線、テレグラムに参加し、その時を待っていました。
フェアローンチというのはまだどこにもその仮想通貨の情報が出ていないので、取引に必要なコントラクトアドレスがありません。
そのアドレスがなければ該当の仮想通貨を検索できないため、今か今かとそのアドレスが張られるのを待っていました。
そして――
開幕と同時に張られる異常な数のコントラクトアドレス
時間になりました。
するとテレグラム上にすさまじい数のコントラクトアドレスが張られます。
すべて英語なのでなんなのかわかりませんが、乗り遅れると高値でつかまされると思い、テレグラムに張られたアドレスをコピーし、Defiに張り付けて出てきた通貨を買いました。
するとどうでしょう。
あれ、この通貨売れないんだけど?
こうして手に入れた仮想通貨を売ってみようと思ったときでした。
売れねえ。
そう、私が買ったのは本来の通貨ではなく、BOT(悪徳業者の仕掛けた自動発言装置)が張り付けたscam(詐欺)コインだったのです。
なんかおかしいとは思っていた。
やれやれ……
迫る時間と言語の違いに判断を狂わされた
たぶん、これがすべて日本語で書かれていたら引っかからなかったと思います。
そしてフェアローンチという極限の時間との勝負という状況でなければさらに引っかからなかったでしょう。
しかし、なにが書いてあるのかパっと見てわからない状態と、「急がないと損する!」という焦りが私の判断を狂わせました。
今となっては売るに売れないため、Devokeしてアクセスをすべて拒否させた状態でウォレットの片隅に鎮座しています。
フェアローンチに参加するときはscamやbotに気をつけろ
そんなわけで身をもってフェアローンチの洗礼を浴びたわけですが、今はあんまりフェアロンに参加していないのでじっくり時間をかけてその仮想通貨がscamでないか精査しています。
うまく立ち回れば短い時間で利益をあげられるフェアロンですが、これから参加するという方はscamに注意してください。
くそぅ!
自業自得ですね。
scamに引っ掛からないためのリサーチ方法