ごきげんよう、シロマ(@shiroma_4646)だよ。
仮想通貨の取引をはじめると、まもなくしてDefiという単語に行き着きます。
このDefi、正式名称はDecentralized Finance(分散型金融)というのですが、まったく意味がわからない。
というわけでこの記事はDefiについてできるだけわかりやすく解説します。
Defiとは
Defiというのは、いわば銀行の存在しないお金の出入金システムを指します。
普通、誰かが誰かにお金を渡したいときは、銀行口座を経由します。
そしてその口座を管理しているのは銀行(中央管理者)です。
しかし、仮想通貨などの取引に関しては、送金したいウォレットアドレス(口座番号)さえわかれば、わざわざ銀行に頼まずともお金を送金することができます。
しかも、仮想通貨のウォレットは世界共通なので、海外の人や銀行口座を持てないような人ともやり取りができます。
つまり、銀行に送金手数料などを支払うことなく、世界中の誰とでもすぐに取引ができてしまうのです。
国内だけで生活してるとあんまり恩恵を感じないかもしれないけど、世界金融という観点ではもはや革命的ですらある。
銀行や証券会社がいらない為替取引が行える
このDefiシステムが発達することで、今後為替取引などは銀行や証券会社を通さずに瞬時に行えるようになります。
これは今までの金融システムの在り方を根本的に変えることになります。
また、このDefiの象徴的な存在としてDEX(分散型取引所)というものがあります。
DEXについてはまた別の記事で説明しているのでぜひ読んでみてください。
今後の世界金融はDefiがメインになっていく――かもしれない
そんなわけでDefiについてざっくりと説明してきました。
このDefiというシステムを体感的に知るためには、とりあえず仮想通貨ウォレットを作成して、DEX(分散型取引所)を使ってみるのが手っ取り早いと思います。
これからDefiがどんどん加速していくと思いますが、これまで圧倒的な力を誇った銀行などがどのような立ち回りをしていくのかにも注目です。