ごきげんよう、シロマ(@shiroma_4646)だよ。
仮想通貨、ブロックチェーン、Difi、NFTと来て、2022年はDAOの年になると言われています。
DAOというのは、Decentralized Autonomous Organizationの略語です。
まったく意味がわからないので解説していきます。
DAOとは
簡単に言うと、ブロックチェーン技術を仮想通貨以外に活用したシステムのことを言います。
「ブロックチェーンってなに?」って人はまずこちらの記事へ
要約すると、ブロックチェーン技術を利用することで「預金などの入出金に関しては銀行がいらなくなる」のですが、それをもっとほかのものにも転用していこうというのがDAOです。
現状は管理者のいないAmazonのイメージ
ネットショッピングといえばAmazonですが、このネットショッピングはAmazonという会社によって管理運営されています。
Amazonが販売希望者の商品を展示し、お金の仲介を行い、物流もカバーしています。
そうなると、もちろん仲介者としてAmazonは手数料を取りますし、その利益によって会社を運営しているわけです。
ところがこれをブロックチェーンによって行うと、Amazonという会社なしで物の販売が行えるようになります。
不正なやり取りはすべてブロックチェーン技術によって看破されますし、物を販売する側もお金のやり取りに関してAmazonに手数料を払う必要はなくなります。
このように、ブロックチェーン技術を使って中央管理者のいない、個人対個人のやり取りを公正に行えるようにしようというのがDAOの主な目的です。
大きな企業が利益を独占する状況を打破しようという目的もあるみたい。
俺はいろんな手数料がなくなることで安く手に入れられるならなんでもいいな。
簡単に言えばさまざまな仕組みの「完全な自動化」が主旨
分散型自律組織、という訳され方からもわかるとおり、DAOというのは現行のさまざまな便利システムの完全な自動化/自律化を趣旨としています。
さきほどのAmazonの話を例にするなら、販売やお金のやり取りはAmazonなしでできるようになるかもしれませんが、一方で物流に関してはまだまだ運送会社に頼らねばなりません。
なので、すべてのものが自動化できるかはわかりませんが、一方で仮想通貨などからわかるとおり、ブロックチェーンの導入によって資産管理(預金等)においては銀行が必要なくなるでしょうし、その他の現行システムもいろいろ自動化できるものはあります。
物流に関してでさえ、ドローンなどがより発達普及すれば、完全に自動化される未来が来るかもしれません。
ともあれ、こうして今の世の中の仕組みをもっと自律化させて、かつ個人にとって便利にしようという試みがDAOの大きな主旨となっています。